2023.12.20 500年ぶりの発見「第3の聞こえ」軟骨伝導の将来性 奈良県立医科大学・細井裕司学長に聞く
発見から19年、製品化段階に
穴なしイヤホンやペン型電話など可能 インカム市場に期待
軟骨を振動させることで耳の中の空気を振るわせ、音を伝える「軟骨伝導」は、奈良県立医科大学の細井裕司学長が2004年に発見した。空気振動で音を伝える「気導」、骨を振動させて音を伝える「骨伝導」に続く「第3の聞こえ」として、500年ぶりの発見とされる。19年に... (つづく)