2023.12.25 三菱マテリアル子会社の製錬所を拡張 インドネシアで銅精鉱処理30%増強

新たに導入したアノードの回転鋳造機

 三菱マテリアルの連結子会社であるインドネシア・カパー・スメルティング社(PTS)は、同社グレシック製錬所(インドネシア 東ジャワ州グレシック県)において、銅精鉱の処理能力拡張を進めてきたが、当初の予定通り年内に拡張を完工し、来年初めから増産体制に移行すると18日、発表した。

 拡張完工により、グレシック製錬所における銅精鉱処理量と電気銅生産能力は、年間銅精鉱処理量が130万dmt(現行100万dmt)、年間電気銅生産能力34万...  (つづく)