2024.01.19 【LED照明特集】〝照らす〟以外の存在価値訴求 AI、IoT、脱炭素など重視

デザインを含め「照らす」以外の価値提案も重要

 国内の照明市場が復調してきている。コロナ禍の2020年度に工事の停止や延期などが相次ぎ市場は落ち込んだが、その後は順調に回復。23年度(4~11月)の出荷台数は前年を割る一方、原材料費の高騰などで照明器具も各社が値上げしており、出荷金額は1割近く増えている。ただ、抜本的な成長のためには、照明の新たな価値が求められている。AI(人工知能)やIoT、脱炭素といった視点がさらに重視される社会環境となる中、照明各社には「照らす」以外の照明の存在価値が、今...  (つづく)