2024.01.24 【ネプコンジャパン/オートモーティブワールド特集】ネプコンジャパン コーデンシ 「一歩先の未来をセンシング」テーマ

ホログラムを用いた新型の空間入力モジュール

 コーデンシは、エンコーダーを中心に、新型の空間入力モジュール、各種センサー、導波路光学系を用いた超小型レーザー光源モジュールなどを出展する。ブースのテーマである「一歩先の未来をセンシング」で各製品を展示する。

 新型の空間入力モジュールは大日本印刷のホログラムを用いた視認性が高い製品。ボタンを押したときの画面上のアクション(ゆらぎ)を演出でき、操作性が向上。ホログラムフィルムの採用により、モニター、画像を映したり動かしたりするソフトやコントローラーが不要になるため低価格を実現。会場では参考出展し、来場者にアピールする。

 同社の主力製品のエンコーダーは小型、薄型に特化したエンコーダー、反射型エンコーダーモジュール、FAエンコーダー、産機エンコーダー用点光源など多彩なラインアップを展示。

 発光素子から発せられた光がディスクに反射し、それが受光素子に入る仕組みを採用した反射型エンコーダーは、透過型エンコーダーに比べて小型化が可能。プリンター、カメラ、モーターなどの機器の小型化を推進する上での提案を行う。反射型エンコーダーはモジュール製品としても紹介する。

 アブソリュートエンコーダー受光素子は新製品。参考出展として絶対位置の検知として提案する。

 チューブ内に停留した水滴や気泡での誤動作に対する耐性を向上させた気泡耐性液体検知センサーは初お披露目。空気中のほこりを検知するセンサー「ほこりセンサ」や、物体が発する赤外線を検知することで非接触での温度検知を可能としたサーモパイルセンサー単画素「TPS01504」もデモを推進する。

 特殊光源ソリューションとしてコンパクト、世界最小レベルの「RGBレーザー光源モジュール」や赤外線マトリクスセンサー、赤外線測距センサーも用意する。