2024.01.30 【HVAC&R特集】パナソニック 空質空調社 業務用空質空調連携システムなど 高付加価値の最新設備を紹介

業務用空質空調連携システム

 パナソニック 空質空調社は、顧客が抱えるさまざまな課題に応える空質・空調製品を総合的に提案する。

 展示会では「ZEH/ZEH-M」「ZEBソリューション」「BCP対策(レジリエンス)」「Well-Being」をテーマに全館空調熱交換気システム「with air CUBE」(ZEH/ZEH-M)、オフィス・店舗用エアコン/ビル用マルチエアコン「XEPHY」(ZEBソリューション)、ガスヒートポンプエアコン「エグゼアⅢ」(BCP対策)、業務用空質空調連携システム(Well-Being)など、空気質を高める付加価値の高い最新設備を紹介する。

 業務用空質空調連携システムは、空調や換気、除菌機能などを一体化し、同社が持つ温度と換気・気流、除菌・浄化、脱臭、加湿の高い技術力を融合し、新たな空間価値を提供するシステム。

 空調機の温度調節機能、熱交換気扇による換気機能、同社独自技術の次亜塩素酸と新「ナノイーX」による、除菌、脱臭、加湿機能を連携させる。

 天井埋込形ジアイーノで、空気中を浮遊する菌・においを吸引し、「次亜塩素酸」の力で除菌・脱臭。きれいになった空気とともに、気体状の次亜塩素酸を放出する。

 新「ナノイーX」はPM2.5と花粉の抑制、空調室内機内部のカビ菌を抑制。さらに静電HEPAフィルターを装備し、室内空気を循環させ集じんする。

 熱交換気扇による換気では、CO₂濃度に応じて換気量を制御し、CO₂が1000ppm以上になるとブースト換気運転し、不要な時は低速の弱運転で省エネを図る。

 業界トップクラスのAPF(通年エネルギー消費効率)を実現した空調機に、湿度による快適省エネ運転機能も搭載する。