2024.02.06 読売テレビ大橋社長 「6つの改革」順調に進展

大橋 社長

 読売テレビ放送の大橋善光社長は6日、一部専門紙との会見で2022年4月発表した新しい指針である「6つの改革」が順調に進み、社員が新しい課題にチャレンジするようになった、と語った。

 6つの改革とは「人事制度改革」「DX」「新しい営業・ビジネス」「新しい編成方針」「SDGs」「ファンマーケティング」。同社は6つの改革をより一層推進していくために「付加価値の最大化」をめざすことを宣言している。

 大橋社長は会見で、「他社と比べ古い体制の箇所があったことは事実で、評価制度は着実に浸透している」として人事制度改革の進展具合を評価。

 新しい編成方針では「5年以内に全番組のフルモデルチェンジに取り組んでいる」という。「ファンマーケティング」では「番組のファン」より「テレビ局のファン」獲得が重要とし、その一環として始めたのがアンバサダー制度。特に特典制度は設けていないが、すでに約860人の申し込みがあったことを明らかにした。

 局の将来像をどうみるか。同社長は個人的な考えとして「ディズニーランドのような、入園すればみんなハッピーな気持ちになる。(読売テレビの)10チャンネルはハッピーを感じさせる企業」との思いを披露。

  (8日、電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)