2024.02.07 NEC、我孫子事業場の太陽光電力を本社ビルに自己託送始める

 NECは、我孫子事業場(千葉県我孫子市)の太陽光発電設備で発電した余剰電力を本社ビル(東京都港区)に自己託送する取り組みを始めた。本社ビルの年間消費電力の最大約10%を賄い、二酸化炭素の年間排出量を最大約100トン削減できると見込んでいる。

 通信機器の試験・評価を行う我孫子事業場では2019年から太陽光発電や蓄電池設備の設置を進めており、約4MWの発電能力を持つ。21年には「我孫子実証センター」を立ち上げ、取り組みの一環とし...  (つづく)