2024.02.08 【抵抗器特集】東京コスモス電機 可変抵抗器など3本柱を強化

 東京コスモス電機は創業65年余。長い歴史で培ったノウハウと技術をベースに、無線機器や音響機器、産業機器、車載関連機器のさまざまな用途に向け、研究開発を充実。①可変抵抗器②角度センサー③ヒーターの3本柱を太くし、産業界の発展・成長に貢献する新技術・新製品の開発・市場投入へ投資を積極的に進めている。

 可変抵抗器は、無線機器向けや車載関連など浸透。軸付きポテンショメーターの9ミリメートルリフロー対応タイプは、高品質が要求される音響機器メーカー向けに対応。7ミリメートルタイプは従来非リフロー対応だったところ、リフロー対応製品を開発。テーピング実装したリールでの出荷が可能となり、リフロー工程を含めSMTラインでの生産に対応できる。

 トリマーポテンショメーターは、5G基地局や各種電源などの市場で幅広く普及。生産と販売が一体となって生産効率化を図りながら展開している。

 角度センサー事業は北米の四輪向けが好調。小型EV用EPSセンサーやバイク用など体制を拡充する。

 ヒーター事業は、ADASや自動運転に向けた各種カメラの視認性確保になるフィルムヒーターなどが好調。LiDARなどにも搭載可能な融雪、解氷用インサートフィルムヒーターも展開を図る。

 PTC材料は、通電することで外部環境温度にかかわらず、制御回路なしで特定の温度を維持するヒーターとして活用できる。この特性を持つヒーターを新市場参入の足掛かりとする構えだ。

 急拡大する電波関連市場でのミリ波帯レーダーの製品に照準を当てて、電波を阻害する氷雪除去のヒーター機能付きレドームなど、新製品開発を加速。新分野展開、マーケティング、外部との協業など積極展開の年にする。