2024.02.09 「1兆パラメーターのLLM目指す」、生成AI開発でソフトバンク宮川社長

ソフトバンクの宮川社長=7日

 ソフトバンクの宮川潤一社長は7日、生成AI(人工知能)の基盤となる国産大規模言語モデル(LLM)の研究開発について「3900億パラメーターの構築に向けて順調に進んでいる。計算基盤をさらに拡張し、1兆パラメーターを目指したい」と語った。

 宮川社長は同日に行われた決算会見で独自開発を目指すLLMについて、性能の指標となるパラメーター数が「昨年12月に1300億に達した」と説明。その上で、テキスト文書だけでなく画像や図表、符号など...  (つづく)