2024.02.16 【ルームエアコン特集】パナソニック 「エオリア」 「エネチャージ快湿制御」などで快適性に加え省エネも

「エオリア」LXシリーズ

 パナソニックは、省エネ性と快適性を進化させたルームエアコン「エオリア」LXシリーズ、Xシリーズを開発、2024年度モデルとして積極的に提案していく。

 昨今の電気代高騰を受け、エアコンでは省エネに対する関心が一段と高まっている。

 新製品は、排熱を有効活用し、温度・湿度をキープしながら省エネを可能とした「エネチャージ快湿制御」に加え、室外機のコンプレッサーの回転数を抑えた「エコインバーター制御」による低速冷房運転により快適性はそのままに、さらに最大約15%の省エネを実現した。

 好みに合わせて、通常の「冷房」と「しっとり冷房」を選択することができる。湿度を高めにコントロールすることで、冷房による乾燥や冷えを抑えながら、消費電力量約15%の省エネも実現する。

 進化した「AI快適おまかせ」では、同社が蓄積したユーザーデータから最適な温度を導く独自のアルゴリズムを構築し、ワンボタンでその時の環境に応じた運転モードだけでなく、快適な温度までも自動で設定が可能になった。

 加えて、室外の環境の変化に合わせ、常に快適な温度に自動で調整していく。「エオリア アプリ」なら運転状況も確認できる。

 「AI快適エコナビ」設定時は、人の不在を検知したら自動で節電運転となり、人が戻ったら元のパワーになる不在節電運転となるほか、約3時間たっても人が戻らない場合は、自動で運転をオフするオートオフ機能を搭載。新たに、オートオフ機能で運転停止しても、人が戻ってきたら自動で運転オンが可能になるオートオン機能にも対応する。

 さらに、ナノイーXと除湿制御による、空間脱臭機能「においケア」が進化した。センサーで人がよくいる場所を学習し、ナノイーXを集中的に当てる「においケア(ねらって脱臭)」を新たに搭載し、空間臭に加え、付着したにおいまで素早く脱臭する。

 運転後は自動でナノイーXを隅々まで充満させ、カビ菌を除菌するナノイーX内部クリーンや自動でフィルターを清掃する(フィルターお掃除ロボット)も搭載。お掃除ロボットは、エアフィルターに付いたほこりを、ブラシでかき取ってダストボックスに吸引し、目詰まりによる無駄な電力消費を約25%(暖房時)カットする。