2024.02.27 【複合機ソリューション特集】リコー RICOH IMシリーズ 初の70枚機を発売 ソリューションと連携も

RICOH IM C7010

 リコーは、業種業務ごとの課題解決に貢献し、DXを支援するフルカー複合機を投入。顧客のDXとサステナビリティーの両面で価値を訴求している。

 昨年2月に「RICOH IM C6010」「同C5510」「同C4510」「同C3510」「同C3010」「同C2510」「同C2010」の7機種16モデルをラインアップした。

 同シリーズはさまざまなアプリケーションを複合機と連携することで、電子化した文書を手軽に閲覧・管理してデータ処理ができ、ワークフォロー全体の効率化を実現する。

 また、環境面では、循環型社会と脱炭素社会へ貢献するため、ライフサイクル全体での環境負荷(カーボンフットプリント)を前身機より約27%削減させた。本体樹脂総重量の約50%(重量比)に回収材(再生プラスチック)を使用しているほか、製品梱包(こんぽう)材にリサイクル可能な紙材料を使用し、包装プラスチックを従来比54%削減している。

 こうした環境面が高く評価され、2023年度省エネ大賞では、省エネ・省資源を追求した複合機として高く評価され、製品・ビジネスモデル部門で、省エネルギーセンター会長賞を受賞している。

 1月24日には同シリーズで、同社初の70枚機「RICOH IM C7010」を発売、ラインアップを強化した。20~70枚機同等の大きさのコンパクトなデザインで、高速出力機ながら電源1口で利用が可能。また、針なし10枚とじに対応し、学校や医療現場など安全性が求められる現場でも安心して使用できる。

 リコージャパンの冨塚史朗商品計画室商品計画1グループリーダーは「複合機を業務改革、DX支援を担うエッジデバイスと位置づけ、ソリューションとの連携を強化している」と話す。

 ソリューション商品では、中堅・中小企業向の課題解決型サービス商品「スクラムシリーズ」が好調だ。中小企業向けの「スクラムパッケージ」、中堅企業向けにはSEの構築事例をアセット化し、ニーズ似合わせ最新技術などでカスタマイズした「スクラムアセット」の販売を大きく伸ばしている。

 サイボウズと連携した「RICOH kintone plus」、Sansanとの中堅・中小企業の経理業務DXでの連携や、さらにグループ入りした業務用スキャナーのトップメーカーのPFUとの連携なども強化中。「デジタルサービスを実現するプラットフォームとしてEDWを強化し、他社サービスとの連携を強化していく」と冨塚グループリーダーはいう。

 電子帳簿保存法への対応支援として、A3カラー複合機の対応オプションとして「帳票スキャン拡張ユニット」を1月末から発売。また、環境面では、カーボンオフセットサービスの提供にも力を入れている。