2024.02.26 RYODENが開発や応用実証を行うラボを開設 ソリューション提案力強化

ラボ内の協働ロボット。省人化を訴求

害獣・害虫遠隔監視ソリューション害獣・害虫遠隔監視ソリューション

 エレクトロニクス商社のRYODENは東京都豊島区のサンシャインシティアネックス12階に新技術の開発や応用実証を行うラボ「RYODEN-Lab.」を開設した。開所は20日。同社は商社の枠を超えた事業創出会社を目指しており、同ラボ開設はその一環。

 同ラボでは協働ロボット活用や害獣・害虫遠隔監視、振動センサーを用いたデータ分析、ディープラーニング(深層学習)画像処理などの技術やソリューション開発を進め、顧客への提案力を強化する。戦略技術センターと新事業推進室を配置し、イノベーションにつながる発想やデータ利活用のアイデアを生み出す環境を整えた。

 26日に開いたメディア向け説明会で富澤克行社長は「各事業に分散したナレッジをAI(人工知能)などの応用技術で横串を刺し、新しいソリューション・価値を生み出す。それらをお客さまや社会に提案していきたい」と述べた。

(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)