2024.02.29 大阪・関西万博、インドネシアのパビリオンお披露目 未来のデザインPR

大阪市内で行われた万博のインドネシア館発表会

 大阪・関西万博に参加するインドネシアのパビリオン発表会と敷地の引き渡しセレモニーが28日夜、大阪市内のホテルで行われた。

 パビリオンは「自然」「未来」「文化」を融合させた「調和の中での繁栄」がテーマ。自然と共生しバランスの取れた生活文化の構築を打ち出す。

 パビリオンはインドネシアの未来への旅の象徴「船」をイメージ。船はインドネシアの歴史と伝統の象徴という。敷地面積は1750平方メートルの2階建て、建物面積は1748平方メートル。鉄骨、コンクリート、木造が基本構造で、外観は木製のファサードとガラスの屋根。着工は4月、2025年2月の完成を予定する。

 建設はフジヤと西尾レントオール、ATAが担当する。

 発表会で、インドネシア国家開発企画庁のスハルソ・モノアルファ長官が「未来のデザインを皆さんとシェアしていきたい」と述べ、来場を呼び掛けた。大阪市の横山英幸市長、日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長らも出席した。

(後日の電波新聞/電波新聞デジタルで詳報予定です)