2024.03.07 【電波時評】エネルギーの〝見える化〟を楽しむ

 エネルギーの可視化は、日々の電力使用量を削減する上で重要だ。確かに、普段何げなく使っている家電製品の電力消費量を可視化してみて、思いのほか多かった時には消費量を減らそうという意識が働く。

 地球温暖化対策の一環として、家庭の電力消費量を減らす取り組みは誰もが求められるところだ。環境省が昨年10月に公表した「家庭部門のCO₂排出実態統計調査」(速報値)によると、世帯当たりの年間電気消費量は全国平均3950kWhで、CO₂排出量は...  (つづく)