2024.03.07 富士通ゼネラルが9年ぶり社長交代、富士通出身の増田氏 6月18日付

新社長に就任する増田氏

 富士通ゼネラルは7日、富士通でSVP Asia Pacificリージョン副リージョン長(Asia担当)を務める増田幸司氏が6月18日付で代表取締役社長に就任する人事を発表した。斎藤悦郎社長は特別顧問に就任する。

 増田氏は3月31日に富士通を退社し、4月1日付で経営執行役副社長に就任する。

 増田氏は1961年8月29日生まれ。奈良県生出身。84年3月関西学院大学社会学部卒。84年4月に富士通に入社し、15年2月にアセアンビジネス推進室長に就任。16年6月にAsiaリージョン副リージョン長(デリバリー担当)、21年4月に理事海外リージョンAsiaリージョン長、23年4月にSVP Asia Pacificリージョン副リージョン長(Asia担当)に就任。

 また、富士通のSVPグローバルカスタマーサクセスビジネスグループEnterprise事業本部長の川西俊幸氏も4月1日付で経営執行役副社長に就任。経営執行役常務にも、富士通のビジネスマネジメント本部海外経営推進室長代理(戦略人材育成担当)を務める中川順司氏がCHRO(最高人事責任者)として就任する。

 同社は「経営課題への取り組み強化と経営改革を推進するため、経営体制を刷新する」としている。