マスプロ電工は今年の1月下旬以降、好評のワイヤレスカメラセットの新機種4機種と、そのカメラとモニター間の接続距離を延長できる中継器、増設用カメラ3機種を順次発売している。

　「簡単セットですぐ映る」をコンセプトに開発した、モニターとカメラを無線で接続できるワイヤレスカメラセットシリーズは、発売から6年が経過。昨今の防犯意識の高まりから、一般家庭でも複数台防犯カメラを設置し、より死角を減らしたいというニーズが高まっている。ワイヤレスの防犯カメラを複数台、特に死角となりうる場所に設置する時に、カメラとモニター間の距離・壁などの障害物が増え、電波が届かなくなることがある。

　今回、新たにラインアップした中継器「WC3A-RP」は、WC3A7ML、WC3A10ML、WC3A7M、WC3A10M専用。電波をさえぎる障害物の回避や伝送距離の延長ができる。

　ワイヤレスカメラセットの特長は次の通り。

　従来機種のフルハイビジョンから、さらに高精細の300万画素で撮影ができる。

　また、カメラとモニター間の配線は不要。モニターの電源スイッチを入れるだけで、モニターにカメラで撮影した映像を表示できる。また、タッチパネルの操作で簡単に設定できるため、パソコンによる操作の必要がない。

　センサーライト（白色LED）・警告音機能搭載モデルは、人の動きを感知すると自動でライトが点灯し、不審者を威嚇できる。

　人の動きを感知するとカメラのスピーカーから警告音を発報。モニターからの遠隔操作でも発報できる。

　また、モニターとカメラ共にマイクとスピーカーを搭載しているため、カメラのスピーカーを通じて来訪者と通話ができる。スマートフォン用アプリからも通話できる。

　別売りの増設カメラをモニターに接続すれば屋内外で最大4台まで同時に撮影可能。

　センサー検知お知らせ機能を搭載しており、カメラの人感センサーが動きを検知すると、モニターへ知らせることもできる。モニターをインターネットに接続することで、スマホやタブレットへの通知が可能。

　同社では、今回紹介したワイヤレスカメラセットのような一般家庭向けのセキュリティー機器から、改修工事などに最適な同軸カメラシステム、ネットワークカメラシステムまで、幅広くラインアップしている。

　今年は、これらの新製品発売も予定しており、セキュリティー機器の開発にさらに注力し、安心・安全な社会に貢献したい。