2024.03.13 【テレビ特集】パナソニック 視聴シーンに合わせて選べる製品群

幅広いテレビの製品群をそろえ視聴シーンに合わせて提案(写真は壁掛けができるウォールフィットテレビ)

 パナソニックは、高精細4Kテレビを中心に、リビングからプライベートルーム、お風呂まで、消費者の視聴シーンに合わせて選べるテレビの製品群をそろえている。画質と音質にこだわった4K有機ELやミニLED4K液晶テレビをはじめ、生活スタイルに合わせて壁掛けや移動が自由にできるテレビの「くらしスタイルシリーズ」も用意。視聴環境に縛られないテレビの提案に切り替えることで新たな需要を掘り起こす考えだ。

 主力テレビ「ビエラ」シリーズは、視聴環境に合わせて選べるテレビの製品群が特徴になっている。4K有機ELテレビは、44V型から77V型まで用意。65V、55V型の最上位機は独自のマイクロレンズ有機ELにより、コントラストと色表現、精細感に磨きをかけた。制御技術が進化したことで黒と白のコントラストや映像表現が豊かになった。上向きと横向きスピーカーによる360度の立体音響は、従来機と比べ没入感と臨場感をさらに高めている。インターネット動画にも対応し多彩なコンテンツを高画質高音質で簡単に楽しめる。

 4K液晶テレビも43V型から75V型までをそろえ、75V、65V、55V型の上位機はミニLEDバックライト+量子ドットを採用し、鮮やかな映像表現をする。液晶モデルはスタンド部分に2テラバイトのハードディスクドライブとブルーレイディスクドライブを搭載した一体型モデルもある。レコーダー機能を内蔵することで場所を取らずに録画映像やブルーレイのコンテンツがすぐに楽しめるため、リビングだけでなく一人暮らしや個室利用でも使いやすい。

 2022年から本格的に提案を始めたくらしスタイルシリーズは、住空間に合わせて自由に設置が選べるテレビのシリーズ。石こうボードを使った壁であれば簡単に壁掛け設置できる4K有機ELテレビ「ウォールフィットテレビ」をはじめ、チューナーとモニターを別にして風呂などでもテレビ視聴ができる「プライベートビエラ」、4K放送の無線伝送を採用してキャスター付きスタンドで自由に設置場所を変えられる「レイアウトフリーテレビ」を発売している。

 ウォールフィットテレビは壁から画面までが約3.5センチメートルの薄型ディスプレーを採用した壁掛けテレビで、ディスプレーとチューナーが別体のため、アンテナ端子の場所を気にせずに住空間や視聴環境に合わせて自由に楽しめる。住環境の制約を受けずに高画質と高音質が楽しめる製品群を用意することで、新生活での新規購入や、買い替え需要に応えていく。