2024.03.27 アルプスアルパインが経営体制見直し、COO職など新設 栗山会長は相談役に

 アルプスアルパインは、25日開催の取締役会で、6月26日付でCOO(最高執行責任者)とCStO(最高経営戦略責任者)を新設することを決めた。事業ポートフォリオとコスト構造の変革を中心とした経営構造の改革に向け、代表取締役CEOの指揮下で迅速に遂行するのが狙い。

 新体制では、栗山年弘代表取締役会長執行役員が取締役を退き、相談役に就任。小平哲取締役専務執行役員が代表取締役専務執行役員に就任し、泉英男代表取締役社長執行役員と代表取締役2人体制を予定する。小平氏は、6月開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会の承認を経て、代表取締役COOに就任する。

 同社は、2024年3月期第3四半期(23年4~12月)決算説明会開催時に、24年度を最終年度とした中期経営計画を中止し、事業ポートフォリオとコスト構造の変革を中心とした経営構造改革に集中して取り組むことを明らかにしていた。

(後日電波新聞/電波新聞デジタルで詳報します)