2024.03.28 事務機大手、カーボンニュートラルの取り組み加速 使用電力を再エネ化 製品ライフサイクルでCO₂削減

 事務機大手各社が、脱炭素化などカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速している。リコーは新たに2040年の目標を設定し、温室効果ガス(GHG)の実質排出ゼロ化を10年前倒しする。50年にカーボンマイナスと地下資源消費ゼロを目指すセイコーエプソンは、グローバル全拠点での使用電力100%再生可能エネルギー化を実現した。各社は事業成長と環境対策の両軸での展開に力を入れる。

 リコーはこのほど脱炭素目標の大幅な見直しを行った。新...  (つづく)