2024.03.29 日本精工、ガスタービン発電機用軸受を発表 eVTOL向け、航続距離延長に貢献
日本精工が開発した、新たな潤滑機構。ジェット潤滑機構にアンダーレース潤滑機構の給油方法を取り入れた独自の構造だ
日本精工は22日、eVTOL(電動垂直離着陸機)向けガスタービン発電機用軸受を発表した。ジェット潤滑機構にアンダーレース潤滑機構の給油方法を取り入れた、独自の潤滑機構を開発し、潤滑油量・動力損失の低減を実現しながら、高速回転性能も達成。大型ドローンの航続距離延長に貢献する。2030年までに売り上げ10億円を目指す。
新たな交通手段として開発が進むeVTOLの市場規模は、35年には約20兆円に達すると推測され、成長市場として注... (つづく)