2024.04.09 キヤノンIM、6月から医療従事者向けアプリ提供開始 効率的な情報共有へ

 キヤノンITSメディカル(キヤノンIM)は6月3日から、iOS/Android向けコミュニケーションアプリ「Medical Image Place Mobile Chat」の提供を開始する。

 同アプリは、セキュアな環境でチャットによる医療従事者間の効率的な情報共有を実現する。

 働き方改革関連法により、この4月から時間外労働の上限規制が医師にも適用された。常態化する医師の長時間労働を解消する手段の一つとして、デジタル技術の活用による医療現場の業務効率化が求められている。

 Medical Image Place Mobile Chatは、スマートフォンやタブレット端末を利用したチャットによる情報共有で、医師の働き方改革を支援するアプリ。同社のクラウド経由で医用画像を参照可能な「Medical Image Place モバイル画像参照サービス」との連携により、医用画像データをチャットに添付することも可能となる。チャットと医療画像を組み合わせた医師や医療従事者間のコミュニケーションを実現する。

 年間50施設への販売を計画している。