2024.04.24 【九州・山口・沖縄の新入社員研修特集】各社の入社式 BCC 広い視野を持って社会に貢献
BCC(福岡市中央区)の田中功社長は、入社式での訓示で4月からの2024年問題や、九州の各自治体の生産年齢人口の2050年予測に触れ、「先の見えない困難な時代の中で期待されるのはIT、デジタルの分野で、われわれIT業界の社会的責任もますます大きなものになっている」と示唆した。
社会基盤を支える分野の顧客の多い同社で、新卒採用人数は前年並みの大学卒12人。多くが社会貢献を志しており、田中社長は、仕事で社会に貢献するために必要なスキルとして三つを挙げた。
一つ目が現状を正しく知るスキルで、うわべだけの情報に流されず、データを分析する能力が必要とする。二つ目は考えるスキルで、データは重要だが、それをもとに、今後どうするべきなのか考えることが最も重要とした。最後はそれを実行するスキルで、解決するためにはさまざまなテクノロジーを選択し、作り出し、使い、組み合わせるといったことができなければならない。
「これからのより困難な環境の中で、より良い社会をつくることがBCCの仕事。広い視野を持ってどうすれば社会や人々の幸せに貢献できるか、いつも考える習慣をつけてもらいたい」と語った。