2024.04.23 キヤノンMJ、1~3月連結は増収減益

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)の2024年12月期第1四半期(1~3月)連結決算は、前年同期比で増収減益となった。ITソリューションが引き続き好調に推移し、売上高で同9%増となった。第1四半期は売り上げ、利益とも計画以上に進捗(しんちょく)した。

 セグメント別の売上高は、コンスーマーはレンズ交換式デジタルカメラやインクジェットプリンターなどの減少により減収。エンタープライズはキヤノン製品ほかが堅調に推移したことに加え、ITソリューションの好調で同8%の増収。エリアはITソリューションが順調に推移したものの、キヤノン製品ほかが減少したことにより、前年同期並み。プロフェッショナルはプロダクションプリンティングおよびヘルスケアの増加により、増収となった。

 通期連結業績見通しは、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などに強みを持つプリマジェットのグループ入りの影響を反映し、売上高を150億円上方修正した。