2024.04.24 FDK、3月期連結は売上高横ばい・営業減益

 FDKの2024年3月期連結決算は、売上高は横ばいながら2桁の営業減益となった。

 事業別売上高は、電池事業はリチウム電池やニッケル水素電池、設備関連ビジネスが全て増加し、大幅な増収となった。電子事業はスイッチング電源が増加したが、各種モジュールが減少し、また、コイルデバイスの事業譲渡の影響もあり、減収となった。

 収益面では、電池事業は販売価格見直しや為替の円安効果などにより黒字化したが、電子事業は売り上げ減の影響が大きく減益となった。

 今期連結業績は増収増益を計画し、営業利益・経常利益ともに2桁の増益を見込む。