2024.04.24 航空電子、3月期連結は減収減益 産機・インフラ市場低迷などで
日本航空電子工業の2024年3月期連結決算は、産機・インフラ市場の低迷や携帯機器向けの特定製品減少などにより、減収減益となった。
市場別売上高は、自動車は前期比で2桁の増収となり、当初予想も上回ったが、携帯機器と産機・インフラは減収となった。特に産機・インフラはFA・工作機械の市場低迷により3割近い大幅減収となっている。
事業別売上高は、主力のコネクタ事業はADAS関連需要増加などにより自動車向けは増加したが、携帯機器や産機・インフラ向けが減少し、トータルでもマイナスとなった。UIS事業もFA・工作機械市場の低迷が影響し減収となったが、航機事業は増収を確保した。
今期連結業績は増収増益を見込む。