2020.05.15 NIMSと産総研、エチレンを常時モニタリングする高感度小型センサーを開発

 物質・材料研究機構(NIMS)および産業技術総合研究所(産総研)は、植物ホルモンであるエチレンを常時モニタリングできる小型センサーを開発した。

 同小型センサーでエチレンの常時モニタリングを行えば、野菜や果物の最適な輸送・保存管理が可能となり、食べ頃の調整やフードロスの削減などにつながると期待される。

 エチレンは野菜や果物から放出されるガス分子で、野菜や果物の熟成を促進させる植物ホルモン。保存庫内にエチレンを添加...  (つづく)