2024.05.27 【LED照明総合特集】LightBank 照明制御システム「SOTO」に力

SOTOの導入イメージ

 LightBankは、光、地球、経済それぞれの環境を良くする、インフラとなるような照明の提供を目指していく。

 今年1月1日付でKKテクノロジーズから社名を変更。生活する上で必要不可欠な銀行(バンク)のように、光の分野で人と寄り添い、密接な関係でいたいとの思いを社名に込めた。

 LightBankの事業の柱は、マンション照明とゴルフ場照明、テレビ番組などの撮影用照明の3分野。撮影用LED照明「雷電」は、現場で働く撮影スタッフの声を反映させたもので、反響も大きいという。

 主力となるマンション照明では、照明制御システム「SOTO(そと)」の提案に注力する。

 SOTOはダウンライトや間接照明を組み合わせ、専用のリモコンでコントロールできる制御システム。シーンに合わせて調光でき、明るさの調整が容易なため、不要な明かりを抑えるなどして省エネにも貢献する。

 既にマンションのエントランスやレストラン、商業施設などに納入された実績がある。心地よい明かりを提供するという基本的な性能は抑えつつも、コスト面を含めて誰もが使いやすいシステムとして提供していく考えだ。