2024.05.27 【LED照明総合特集】省エネ・節電意識高まる 付加価値製品で市場活性化

ストック(既設照明)のLED化率は59.5%に

 5月から再生可能エネルギー発電促進賦課金による値上げが決定し、7月以降は政府による電気代・ガス代の補助政策も終了することが決まった。早ければ夏の終わりごろには大幅な電気代の高騰が予測される中、省エネ・節電に対する国民の意識は高く、消費電力が少なく寿命も長いLED照明の存在感が増している。日本照明工業会(JLMA)によると、2023年度末でストック(既設照明)のLED化率は59.5%に達した。従来光源からの切り替えが順調に進む中、カーボンニュートラ...  (つづく)