2024.07.05 関西大などの研究グループが超小型衛星を共同開発 今秋、ISSから地球周回軌道に放出

それぞれの衛星を手に持つ青柳特命准教授(左)と山縣准教授。中央の画面は上が宮田准教授、下が松本部長(提供=関西大学)

 関西大学、福井大学、名城大学、アークエッジ・スペース(東京都江東区)による共同研究グループは、複数のエネルギー技術を搭載した10×10×10センチメートルの超小型衛星「DENDEN-01」を共同開発し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターへの引き渡しを完了した。今秋に国際宇宙ステーション(ISS)から地球の周回軌道へ放出される予定だ。

 開発したのは関西大化学生命工学部の山縣雅紀准教授、福井大産学官連携本部の青柳賢...  (つづく)