2024.07.09 家電各社、後半戦は製品価値訴求に舵 〝刺さる機能〟販売に直結
消費者の需要に迅速に対応できる体制で後半戦に臨む(写真はパナソニック)
主要家電各社は2024年後半戦に向け、消費者の需要に合わせた価値ある製品展開を強化し需要を確実に取り込んでいく。円安や原材料費高騰などに伴う物価高騰、消費行動の多様化により、国内家電市場はこの先も不透明感がある半面、市場で価値を評価された製品が売れる流れになってきた。各社とも価値の提供を重点施策に挙げており、消費行動に合わせたマーケティングも今後は鍵になりそうだ。
国内家電市場の動きについては各社とも慎重な見方をしている。... (つづく)