2024.07.11 【LED照明総合特集】電気代高騰で関心高まる LED化加速の契機に

電気料金の高騰で、省エネが期待できるLED照明の存在感が高まっている

 ロシアによるウクライナ侵攻などの世界情勢に起因したグローバルでのエネルギー需給逼迫(ひっぱく)や原油価格の高騰は、2024年以降もしばらく続く見込みだ。記録的な円安も相まって電気代の上昇につながり、家庭や企業を直撃している。そうした中、電気代の負担を少しでも軽くしようと、電力消費の割合が大きい照明でLED照明への関心が高まっている。照明各社にとってはストック(既設照明)のLED化を加速する契機にしたいところだ。

 エネルギー価...  (つづく)