2024.07.19 独パワーコと米QSが提携 次世代全固体リチウム金属技術の工業化で合意
工業化で提携した両社首脳(左からブローメCEO、QSのジャグディープ・シン会長、QSのシバラムCEO、VWボードメンバーのトーマス・シュマル氏)
フォルクスワーゲン(VW)の電池子会社独パワーコと米国の電池技術開発企業クアンタムスケープ(QS)は、QS保有の次世代全固体リチウム金属技術を工業化することで合意した。QSがパワーコに対して、QSの技術による全固体リチウム金属電池量産の権利を付与する。
今回の提携は非独占的なライセンス供与だが、パワーコはQSの技術を使用して年間最大40GWhの全固体リチウム金属電池を製造可能となり、オプションとして年間100万台の車両に装備... (つづく)