2020.06.05 【オーディオ総合特集】パナソニック完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」

テクニクスブランドの「EAH-AZ70W」

パナソニックブランドの上位機「RZ-S50W」パナソニックブランドの上位機「RZ-S50W」

 パナソニックは4月中旬から、同社初となる完全ワイヤレスイヤホン3機種を発売した。

 高級オーディオテクニクスの音響技術を搭載したテクニクスブランドの「EAH-AZ70W」とパナソニックブランドの上位機「RZ-S50W」は業界最高クラスのノイズキャンセリング(NC)機能を搭載。

 小型軽量のパナソニックブランド「S30Z」は女性でも着けやすくなっている。3機種とも個性を持たせており、ニーズに合わせて選べるようにしている。

 最上位のテクニクスAZ70W(市場想定価格3万1000円前後)は、大口径直径10ミリメートルダイナミック型ドライバーを搭載するとともに前後の空気の流れを最適化するチャンバを配置することで、豊かな低音と音場の広いゆとりのある音を再現。音楽本来の躍動感と空間性を体験できる。本体はデザインと質感にもこだわった。

 パナソニックのS50W(市場想定価格2万1000円前後)は、直径8ミリメートルのダイナミック型ドライバーを搭載し、締まり感のある豊かな低音と明瞭なボーカルが楽しめる。

 両製品とも業界最高クラスのNC技術を搭載した。二つのNC方式とデジタル制御とアナログ制御を組み合わせることで高いNC性能を実現している。AZ70Wは騒音環境下でも高音質が楽しめ、S50Wもクリアな音で音楽を聴いたり通話ができる。

 S30W(市場想定価格1万3000円前後)は、小さな耳にも合わせやすい小型サイズを実現しており、イヤピースもXSからそろえている。カラーもブラック、ホワイトのほかグリーンを用意して、女性でも着けやすくした。

 全製品とも新開発のタッチセンサーアンテナを搭載、小型でありながら安定したブルートゥース接続を実現。イヤホンは左右独立受信方式になっており、混雑した場所でも音が途切れにくい。

 新製品群の発売により、注目されている完全ワイヤレスイヤホン市場で新たな需要を喚起していく計画だ。