2020.06.08 東芝、20年3月期連結営業利益3.7倍新型コロナ感染拡大で今期は一転、減益見込む
東芝が5日発表した20年3月期(19年4月-20年3月)連結決算は、営業利益が前年比3.7倍の1305億円だった。不採算事業の整理やコスト改善が進んだことに加えて、インフラやIT関連の事業が順調に推移した。ただ21年3月期は一転して減益となる見込みで、新型コロナウイルスの感染拡大が900億円の減益要因となる。成長軌道へのシフトに向けて正念場が続きそうだ。
売上高は同8.2%減。コロナの影響のほか、国内火力発電所の建設案件の減... (つづく)