2024.07.29 マクニカHD、4~6月連結は減収減益 ネットワーク事業は増収
マクニカホールディングスの2025年3月期第1四半期(24年4~6月)連結決算は、減収減益だった。
集積回路及び電子デバイスその他事業の売上高は前年同期比12.6%減、営業利益は同52.6%減。産業機器市場において企業の設備投資意欲はあるものの在庫調整もあり半導体製造装置、工場自動化(FA)機器、工業用ロボット、医療機器など幅広い市場で調整局面になった。
ネットワーク事業の売上高は同32.3%増、営業利益は同44.0%増。エンドポイントセキュリティー関連商品などが大幅に伸長した。
通期連結業績予想は据え置いた。半導体や電子部品の在庫調整の影響はあるが設備投資への回復が期待されるとした。