2024.07.31 パナソニック、燃料電池の熱を空調省エネに利用 新たな熱ソリューション開発へ、年間で空調省エネ50%目指す
パナソニックRE100ソリューション実証施設「H2 KIBOU FIELD」
パナソニックは、純水素型燃料電池の発電時に発生する熱を吸収式冷凍機(空調機)の熱源として活用する実証実験を、滋賀県草津市にある同社RE100ソリューション実証施設「H2 KIBOU FIELD」で開始した。
年間を通し、空調にかかる消費電力の50%削減を目指す。
実証では、出湯温度の改良を施した5kWタイプ純水素型燃料電池10台を用い、新開発の低温廃熱利用型吸収式冷凍機(冷凍能力=8冷凍トン)1台を新設... (つづく)