2020.06.16 【ルームエアコン特集】ダイキン工業湿度コントロール技術で最高品〝湿〟の空気提供
「うるさらX」
ダイキン工業は、省エネ・快適・清潔性はもとより、同社独自の湿度コントロール技術による最高品〝湿〟の空気を提供するルームエアコン「うるさらX(エックス)」と「うるさらmini(ミニ)」の提案に力を入れている。
「うるさらX」「うるさらmini」は、昨年11月から12月にかけて順次発売を始めた。
「うるさらX」では、無給水加湿技術を応用した業界初の「水内部クリーン」による年間を通した清潔性を実現。エアコン内部の熱交換器を、空気中の水分を使って洗浄する。
冷房により熱交換器が結露する夏だけでなく、冬の乾燥しがちな室内環境でも、独自の無給水加湿で最大1.0リットルもの「加湿水」を作り出し、汚れを洗い流すことができる。
水内部クリーンに加え、ストリーマ照射、送風、加熱乾燥により室内機内部のカビの成長を抑制するなど、徹底して清潔性を高めた。
また、室内機の2枚のフラップに気流を沿わせるダブルコアンダ気流で広範囲に気流を吹き出し、大風量で部屋を暖めるスピードを維持しながら、体が感じる風速を7割抑える柔らかい気流制御も実現した。
冷房時は、天井に沿って大風量で吹き出し、エアコン下部から吸い込むことで、部屋全体に気流を循環(サーキュレーション気流)。冷房垂直気流の組み合わせで、部屋の温度ムラを抑える。
梅雨時は寒くなりにくいさらら除湿(新・ハイブリッド方式)(9.0kWクラス除く)でシーンに合わせ快適除湿を実現する。
また、新型コロナ感染拡大で室内の空気質への関心が高まる中、屋外から新鮮な空気を取り込む給気換気機能も搭載した。
エアコンを運転しながら室内の空気を入れ替えられる。エアコン連動換気と24時間換気が選べる。このほか、AI快適自動運転も搭載。空間全体が快適な自動運転を行う。
同社では主力機種の「うるさらX」と、個室(寝室・子ども部屋)空間の快適性を高める付加価値モデル「うるさらmini」で、エアコン商戦をけん引していく。