2020.06.16 【ルームエアコン特集】コロナ天井気流制御などで快適な冷房

「Wシリーズ」

 コロナは、天井気流で快適な冷房を実現する「Wシリーズ」を夏商戦で提案する。

 Wシリーズは、冷房時に「天井気流制御」と「ビッグルーバー」で天井に送られた冷気が部屋全体に降り注ぐ気流制御を実現。

 13メートル先まで冷気が届く上、ワイド気流で室内の温度ムラを抑え、体に直接冷風が当たるのを苦手としがちな赤ちゃんや女性にも快適だ。

 梅雨時期に活躍する二つの除湿モードも搭載。「再熱除湿」は450ミリリットル時の除湿を行いながら冷え過ぎを抑える。「涼除湿(弱冷房除湿)」は1200ミリリットル時の強力な除湿を行いながら電気代を抑えた冷房運転を行う。

 梅雨や花粉の時期に役立つ「ランドリーモード(衣類乾燥モード)」も備える。洗濯物を部屋干しする際に活躍する機能で、ランドリー運転開始時の外気温度や室温によって冷房、再熱除湿、暖房から運転モードを自動で選択し、効率的な乾燥を実現する。

 また、エアコンと温水床暖房を一つの室外機で制御するエアコン付きヒートポンプ床暖房「コロナエコ暖クールエアコン」の室内機は、昨年新開発した「Sシリーズ」で、同社初のフィルタ自動掃除機能を搭載したモデル。

 Sシリーズはダストボックスにほこりをため、エアコン底面からワンタッチで捨てられる。熱交換器を大型化し定格性能で20%の省エネ化を果たすなど、全体的な性能も高めている。人感センサーを備えており、消し忘れも防止する。

 同社は、19年度の省エネ大賞を受賞したコロナエコ暖クールエアコンも、マンションを中心に拡販したい考えだ。

 ほかにも、基本性能を重視したNシリーズをラインアップ。快適な冷暖房性能に加え、内部乾燥モードでカビの発生を抑制。本体前面パネルを取り外して洗えるなど清潔性にもこだわっている。

 冷房専用シリーズは、「暖房は不要」というニーズに対応し、6畳用から14畳用までそろえる。