2024.09.03 【エコキュート・ハイブリッド給湯器特集】コロナ 「おひさまエコキュート」など注力

一般地向けのプレミアムエコキュート(タンク容量370リットル)

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 コロナは、太陽光発電システムで発電した電力を使って沸き上げ運転をする「おひさまエコキュート」や、省エネ性能が高い「プレミアムエコキュート」の提案に力を入れる。発電した電力を効率的に自家消費する高効率給湯器として、高騰する電気代の節約にもつなげる。

 おひさまエコキュートは、一般地用のタンク容量370リットルと460リットルの2機種を展開する。太陽光発電で日中に発電した電気を使ってお湯を沸かすことで、電力会社からの購入電力を抑えられ、電気代の節約につながる。

 ガス給湯器と比べて約62%の給湯光熱費を節約できるため、二酸化炭素(CO₂)排出量は約74%抑制できると試算する。

 プレミアムエコキュートは、タンク容量370リットルと460リットルを、一般地向けと寒冷地向けにそれぞれ2機種を展開する。

 沸き上げと給湯、保温を最適化する独自のES(エネルギーセーブ)技術を使った制御により、年間給湯保温効率4.0を達成。効率よく給湯することで省エネ性能をより高めた。

 SMAミキシング弁(形状記憶合金混合弁)を搭載したことで、停電時でも最後に使ったときの給湯温度でお湯を使え、断水時も貯湯ユニットの温水を生活用水として利用できる。

 おひさまエコキュートもプレミアムエコキュートも、スマートフォン専用アプリ「コロナ快適ホームアプリ」と連携すれば、離れて暮らす家族の使用状況を確認できる。前日にお湯が使われていないことや、入浴時間が長いことがアプリを通して確認できるため、家族の見守りとしても活用できる。

 アプリ上で、お湯の使用量や使用可能湯量などを見られるようにしているほか、外出先からお湯を沸かすこともできる。

 停電や断水などの発生が予測される時には、アプリを操作して浴槽や貯湯タンクに生活用水を確保できるため緊急時の備えにも役立つ。

 同社エコキュートの特長を周知するために、ブランドアンバサダーの福本莉子さんが、歌いながら製品紹介をする5種類の動画を用意した。SNS(http://www.youtube.com/@CoronaCMChannel)などで公開している。