2024.09.03 【エコキュート・ハイブリッド給湯器特集】リンナイ ハイブリッド給湯器「エコワン」好調
ECO ONE X5プラグインモデル
リンナイは、ガスと電気で湯を作るハイブリッド給湯器「ECO ONE(エコワン)」で前年比160%(台数ベース)の販売実績を達成している。エアバブルテクノロジーの搭載モデルもラインアップし、暮らしに新しい価値を提供していく。
エコワンは、新築一戸建ての設置に最適な160リットルタイプ、省エネ大賞を受賞したX5(70リットルタイプ)に加え、基礎・専用電源工事が不要な既築・買い替え向けコンパクトモデル「X5プラグインモデル」を投入した。経産省の省エネ事業で最大15万円が補助金として利用でき、非常に好調に推移している。
160リットルタイプは、年間給湯効率が148.1%、従来のガス給湯器と比べCO₂排出量を56%削減する業界トップクラスの性能を誇る。光熱費は年間約6.8万円削減可能だ。
PV活用モードは、昼間の太陽光発電の余剰電力を有効活用でき、より一層のランニングコスト削減効果が見込める。エコジョーズと比べて年間約6.7万円削減できるという。
電気式給湯器は大容量のタンクに90度前後など高温の湯を保ち続ける必要があるとされる。一方、ガスで追いだきできるエコワンは、45度ほどの湯を必要な分だけ沸かす。バスタイムなどタンクで足りない分はガス給湯器でサポート出湯する。1日で湯を使い切り、各家庭の使用サイクルも学習する。
70リットルタイプのエコワンX5は、一人で運搬できる軽量、小型なユニットで基礎工事も不要。窓下など多様な施工現場にも対応できる。X5プラグインモデルのヒートポンプは最大消費電流が10Aを超えないため、既存の屋外コンセントを使用でき、ヒートポンプ機器専用電源の工事も不要となる。給湯器の取り換えにかかる工期と設置コストが抑えられ、設置面積が限られる都市部など狭小な住宅や集合住宅への設置も可能に。万が一の場合も、ガス、電気いずれかのライフラインが活用でき、防災対策にもなる。
微細な泡を水に溶け込ませる「エアバブルテクノロジー」搭載機種をラインアップ。エコワンを設置するだけで、台所や浴室、洗面所など家中でウルトラファインバブルが利用できる。マイクロバブルバスユニットは肌の潤いや洗浄効果、リラックス効果など新しい価値を提供していく。
今後も省エネ性能を向上させ脱炭素社会の実現に貢献するとともに、日本の風呂文化が築く心地よい暮らしを提案していきたい考えだ。