2024.09.06 横浜国大など、コバルト・ニッケルフリー電池材料開発 リチウムマンガン酸化物材料の合成に成功

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 横浜国立大学大学院工学研究院の藪内直明教授らの研究グループは、簡便な合成手法を使ってナノ構造を高度に制御したリチウムマンガン酸化物材料の合成に成功し、実用的な高エネルギー密度のコバルト・ニッケルフリー電池材料を開発した。電気自動車(EV)の高性能化と低価格化の両立実現に貢献しそうだ。

 EVの世界的な普及に伴い、EV向けリチウムイオン電池(LIB)の市場が急拡大。同時にLIBの高エネルギー密度化と低コスト化を目指し、世界中で活...  (つづく)