2024.09.17 キヤノンITSとセゾンテクノロジーがクラウドEDIで連携 基幹システムとシームレスに

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)とセゾンテクノロジーは、キヤノンITSの企業間電子データ交換を実現するクラウドEDIサービス「EDI-Master Cloud」とセゾンテクノロジーの日本発iPaaSクラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」の連携ソリューションを提供開始する。

 DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みの一環としてシステムのクラウド化が進展しており、EDIシステムでも基幹システムの刷新を契機とするクラウド化の動きが本格化している。しかし、オンプレミスを含むさまざまな業務システムとの連携が必要となるため、連携に伴う開発工数やコスト増の課題がある。

 EDI-Master CloudとHULFT Squareを連携するアプリケーションテンプレートをHULFT Square上で無償提供する。EDI-Master Cloudを、企業間の商取引における電子データ交換のB2Bインターフェースとし、授受したEDIデータの社内外システムとの連携をHULFT Squareが担う。これにより、EDIデータと基幹システム間のシームレスな連携が容易に実現する。

 今回、キヤノンITSは、HULFT Squareの販売代理店契約を締結した。これにより、EDI-Master Cloudのサービスと組み合わせて提供できる。

 今回の連携で、キヤノンITSのEDIに関する実績、知見と、セゾンテクノロジーのデータ連携領域における技術と経験を融合させ、EDIデータと企業内外のさまざまなシステムとのシームレスな業務のオートメーション化を実現する。