2024.09.20 【観自在】インフラの構造 点(無線)と面(有線) 江﨑浩(えさき ひろし・東京大学大学院 情報理工学系研究科教授)

 より多様でより広域のユーザーが利用可能であり、新技術を用いた要素が参入・連結可能なインフラのアーキテクチャーは、時間軸での持続性・継続性、そして発展性を提供することができます。

 そのためには、インフラを構成する要素間でのインターオペラビリティー(相互接続性)が必要になります。

 インフラが展開される領域の環境、特に「経済的な元気さ」は、時代とともに変化します。この変化は、インフラのトポロジー(接続形態)の...  (つづく)