2020.06.18 【新技術】 東北大金材研が光励起されたデバイスの非熱的過程の寿命観測に成功

[図1]非熱的/熱的の区分により考案された、光励起後の物質内での超高速時間変化の模式図

超高速作動光メモリーの原理解明に期待

概  要

 DVDやBlu-rayなどの記録面に用いられている「光相変化材料」※1に、十兆分の一秒という超短光パルスを照射すると、1000億分の1秒程度という超短時間で結晶-アモルファス間の相変化が起こることが報告されており、この超高速作動が次世代光記録デバイスの作動原理になると期待されている。しかしこの超短時間の相変化がどのように起こるのか...  (つづく)