2024.09.26 【関西エレクトロニクス産業特集】岡本無線電機 お客の役に立てる原点活動に力
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岡本無線電機は今年度が中期経営計画の最終年度ということもあり、目標達成に向けて精力的に活動している。接点活動の強化など面談を進める。
岡本崇義社長は「顧客の求めているものをしっかり把握し、お役に立てる原点活動に取り組む」と話す。
4~8月は取引先の在庫調整などの影響で落ち着いた状況が続いている。現在は動き出すべきタイミングに合わせ、面談をベースとした接点活動の強化に取り組んでいる。基礎となるのは「お客さまへのお役立ち」(岡本社長)だ。
営業ESG戦略に取り組み、顧客のお困り事解消につながる活動に徹している。この活動からつながりを深掘りし、解決につながる関連ソリューションを提供。多くの取り扱いメーカーと取扱商品数を組み合わせることで問題解決に導く。
また、人材強化にも力を入れる。営業の本業である提案力に磨きをかけ、問題を解決できる力を付ける。ASICデザインセンターとの連携を含め、ソリューションの手数を増やす。
同社は成長4分野のAutomotive、Environment、Medical。Robotへの取り組みに国内外で注力。動きを可視化するため拠点間での情報共有を推進。情報を全体で見ることで商流を的確につかむ。