2024.10.11 電通大とNICT、電波散乱シートの有効性実証 ローカル5G通信エリアを拡大
NTT東日本と東京大学が共同で設立したローカル5Gオープンラボ検証施設
電気通信大学大学院情報理工学研究科の村上靖宜助教および情報通信研究機構(NICT)は、共同開発しているメタマテリアル電波散乱シートのミリ波帯5G通信の基礎実験を、NTT東日本が運営するローカル5Gオープンラボの実証環境で実施した。
その結果、電波障害物の陰になり基地局からの電波を直接受信できない環境下において、メタマテリアル電波散乱シートで散乱した電波による5Gデータ通信が可能であり、さらに、十分な受信信号強度が得られなくて... (つづく)