2024.10.21 【あかりの日特集】オーデリック 人検知・顔識別カメラで防犯対策

顔識別カメラの一例

 オーデリックは、ブルートゥースで照明器具を制御する「コネクテッドライティング」を軸に照明の新しい価値を提案している。中でも、防犯意識の高まりに応える人検知・顔識別カメラのエクステリア照明器具の提案に注力する。

 人検知カメラは、人間を検知すると、動画を録画すると同時に照明を点灯する。帰宅時のあかりとしても、防犯対策としても使える。カメラは常時動作しているが、例えば動物や自転車などの乗り物がカメラの撮影範囲内を通過しても録画は行わない。

 録画したデータはマイクロSDカードに保存され、パソコンで過去の映像を確認することもできる。アプリケーションをダウンロードすれば、スマートフォンなどを使って直接、カメラと接続することも可能だ。アプリを利用すると、撮影した映像を確認しやすくなる。

 人検知カメラの録画と照明点灯の機能を備えつつ、顔識別による通知機能を搭載した高機能タイプの顔識別カメラを新たにラインアップした。カメラに映った顔の画像を識別処理し、家族であることを識別するとインターネットを介してスマホに通知する。

 通知機能を使用する場合には無線LANルーターとの接続が必要だが、カメラと無線ルーターとの工事は必要ない。カメラ一体型とアタッチメント型を用意している。

 汎用(はんよう)性の高いシンプルなポーチライトから意匠性の高いライトまで、取り付け場所や用途に合わせて選べる豊富なデザインが同社の強み。人検知・顔認識カメラの技術を生かし、照明器具を発展させていく方針だ。