2024.11.01 東北大がニューロモルフィックデバイス実用化へ 消費電力100分の1に、TDKのプロジェクト参画

TDKが開発したスピンメモリスタを搭載したセラミックパッケージ

 東北大学国際集積エレクトロニクス研究開発センターは、TDKが開発中のスピントロニクス技術を用いてAI(人工知能)消費電力を100分の1に低減できるニューロモルフィックデバイスの実用化に向け、TDKのプロジェクトに参加することを決めた。

 TDKは、スピントロニクス技術を用いた超低消費電力のニューロモルフィック素子「スピンメモリスタ」を開発。フランスの原子力・代替エネルギー庁(CEA)の協力を得て、スピンメモリスタを用いたAIデ...  (つづく)