2024.11.29 【電波時評】イプシロンS爆発、失敗を糧に
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センターで26日、新型固体燃料ロケット「イプシロンS」の第2段エンジンの地上燃焼試験中に異常が発生し爆発が起きた。爆発は昨年7月に続き2度目で、今年度中の打ち上げは絶望的で通信衛星事業などへの影響も懸念されている。
衛星通信分野では、米起業家イーロン・マスク氏率いるスペースXが自前のロケットを飛ばして構築した衛星通信網「スターリンク」が市場をリードしている。従来の静止軌道衛星に比べ... (つづく)