2024.12.06 【年末LED照明特集】東芝ライテック カメラ付きLED照明を訴求 光源ユニット交換するだけ

ViewLEDベースライトタイプ

 東芝ライテックは、既設のLEDベース照明の光源ユニットを交換するだけで利用できるカメラ付きLED照明「ViewLED(ビューレッド)」を提案する。

 カメラ付き光源ユニットは、同社のLEDベース照明「TENQOO(テンクウ)」シリーズの器具を使える。光源ユニットを交換することで、ビューレッドの特長である死角が少ないカメラ位置と明るい撮影環境が手軽に構築できる。

 画像確認には、専用ソフト「ViewLED Viewer」を使用。ローカルネットワークに接続されたパソコン(PC)から画像の確認が可能だ。自社サーバーの構築やクラウドの契約を必要としないため、投資額を抑えるほか、「見える化」や安心・安全対策を整備できるという利点がある。

 設置環境に合わせて、有線接続タイプと無線接続タイプから選択できる。無線接続タイプの場合、無線アクセスポイントがあれば新たなLANケーブルの敷設工事は不要で、初期費用を削減。撮影が手軽にでき、確認もすぐに行えることから、監視や事故が発生した場合の証拠保存などの用途にも利用可能だ。

 長期録画したり撮影画像を活用したりする場合にも、新たに器具を買い替える必要はなく、クラウドによるAI(人工知能)画像解析サービス「ViewLED Solution」に移行できる。

 オフィスや商業施設向けとして2023年12月から受注を開始した小規模向け無線照明制御システム「LinkLED Air(リンクレッド エアー)」の提案にも注力する。

 リンクレッド エアーは、100台程度の照明導入を予定するオフィスやドラッグストアといった商業施設、倉庫・工場などの施設のリニューアルに最適。省エネ効果を期待できる製品として訴求していく。

 無線方式の採用により、エリアコントローラー(親機)の設置や調光信号線の工事を不要とするシンプル構造。施工がしやすく、手軽に導入できることが特長だ。

 既設の電源配線をそのまま使用でき、既設照明器具を置き換えるだけで導入することができる。